仕事で要領が悪いと言われた。要領が悪い人の特徴と改善方法とは?

仕事で要領が悪いと言われた。要領が悪い人の特徴と改善方法とは?

仕事は、要領良くこなしている人の方が、評価されることが多いですよね。そのため、仕事で要領が悪いと言われた…という人は、落ち込むし、逆にイライラしてしまうかもしれません。

そこで、要領が悪い人の特徴や、要領が良くなる改善方法を、社会人に聞いてみました。ぜひ参考にして、要領の悪さを改善するのに役立ててくださいね。

仕事で要領が悪い人の特徴

要領が悪い

どんな職場にも、たいてい1人は「要領が悪い」と思われている人がいますよね。ただ、要領が悪いと一口に言っても、要領が悪い人の特徴はそれぞれ異なります。

そこで、社会人に、実際に出会ったことがある、仕事で要領が悪い人の特徴を挙げてもらいました。

・落ち着きがなく無駄な動きが多い

要領が悪い人って、仕事中も無駄な動きが多い。1回で全部持ってくればいい資料も、「忘れてた!」って複数回取りに行ってたり、コピー機が壊れたって慌ててたり(実際は用紙切れだったり…)、とにかく常にウロウロしてるイメージがある。

・自分のことを過信している

私が知っている要領悪い人は、自分ができる人間だって思い込んでる。真面目だし、偉いなって思うこともあるけど、いつも残業してて、結局捌けてない。そのせいで締め切り遅れたりするから、ちょっと迷惑かな。

・デスクトップがごちゃごちゃしてる

要領が悪い人の特徴は、パソコンのデスクトップいっぱいに、アイコンが散りばめられている人かなと思う!その人がいないと、何がどこに保存してるかもよくわからない。

アイコンはやたら英語で名前つけてたりして、オイオイってなる。机の上も同様。机の上がごちゃごちゃしてる人は、要領悪いイメージ。やっぱり、仕事をスムーズにできるように、デスクトップや机の上は整理整頓が基本でしょ!

・1人で何でもしようとする

休憩中もあんまり周りと絡まなくて、仕事も1人で片付けようとする人がいますが、彼は要領が悪いことで有名です。5人で1つのプロジェクトをやってるのに、「僕の役割は何ですか?」が口癖。その与えられた役割は、誰にも状況を伝えずに、ひたすら1人で取り組むから、結局周りとの連携も取れず、作業も遅くて困っています。

・大切なことを早く伝えない

仕事でミスがあっても、自分で何とか解決しようとする人がいる。その人、まだ入社2年目だし、1人で解決できるわけないのに、1人で必死になっててイタい。

で、結局最後は手に負えなくて上司に相談。最初から伝えておけば、もっと早く解決できたし、何といっても1人で奮闘してる時間がもったいなさすぎる。

・変なこだわりがある

書類1つ作るにも、こだわりがありすぎる人は要領が悪い。作業も遅い。プリントアウトまでして、僕のところまで持ってくるあと一歩のところで、「いや、ここは太字かな」とかブツブツ言いながらUターン…。

「とりあえず見せて」って言っても、「すぐ修正するんで!」って聞かず、30分くらいパソコンの前から動かない。もう勘弁してくれ!っていつもイライラしている。

要領が良くなるための改善方法

要領が悪い

要領が悪いと気づいても、諦めないでください。要領の悪さは、ちょっとした心がけや努力で、改善することができます。

そこで、実際に要領が悪かった自分を克服し、要領が良くなったという社会人に、効果があった改善方法を紹介してもらいました。

・自分の能力を再確認して無理はしない

要領が悪い人は、完全にキャパオーバーな仕事を引き受けてると思う。自分もそうだったんだけど、部署内で英語が話せるのが自分だけだったから、海外のお客様を一手に背負ってしまった。

最初はやってみせる!って意気込んでたけど、上司が求めるような成果が出せず、1週間で無理だと気づき、スタッフの増員をお願いした。

仕事ができないって言うのは、けっこう勇気がいるけど、そのおかげで要領良く仕事をこなせるようになって、部署全体の成績も一気に上がったよ。

・仕事ごとの目的や目標を整理する

仕事は決して自分のための仕事じゃないし、自分を良く見せるためのツールでもない。だから、仕事(プロジェクト)ごとに、目的や目標を明確にし、整理すると、要領良く仕事できるようになると思う。

仕事によっては、多少雑になっても、スピードを求められるものもあるし、逆のものもある。それをしっかり把握することで、自分の仕事のやり方をコントロールできるようになると、要領が良くなると思うよ。

・やることを付箋でペタペタ

要領が悪いことで有名だった私が変われたのは、付箋のおかげです。方法は簡単で、やるべきことを付箋に書いて、デスクに貼るだけです。

ただ、新しい仕事が入ると、締め切りなどを加味しながら、優先順位が高い順に並び変えるようにしていました。とにかく、上から仕事を片付ける。

そのことに徹底したら、要領が良くなってきたねって言ってもらえるようになりました。

・最初から完璧を求めない

仕事が完璧にできてるかどうかっていうのは、正直見る人によって変わる。だから、最初から「自分の中での」完璧を求めるのは、時間の無駄だし、効率も悪い。

まずは、こだわりすぎずに必要最低限のものを仕上げて、同僚や上司に相談して最終仕上げをした方がいい。その方が、ずっと効率がいいし、仕事も早く完璧になる。

要領が悪いと気づいたら早めに改善を

要領が悪い

社会人になって、要領が悪いと言われると、あまりいい気分はしませんよね。しかし、要領が悪いと指摘してくれる人がいることは、幸せなことです。

なぜなら、自分で要領が悪いと気づくのには時間がかかることもあるからです。その上、要領が悪いことに気づければ、意外と簡単に改善できるからです。

仕事は、この先何年も続けていきます。それなら早く要領良く仕事ができるようになった方がいいですよね。要領が悪いと気づいたら、ここでご紹介した改善方法を参考に、仕事のスタイルを変えてみてくださいね。