返事をしない人が多すぎる!職場で返事をしない部下の心理と対処法

返事をしない人が多すぎる!職場で返事をしない部下の心理と対処法

返事がないと、話しているこっちが一方的にイライラしたり、虚しくなってきますよね。特に重要事項を伝えているのに返事をしない部下は困ってしまいますよね。

そんな職場で話しかけているのに返事をしない部下の心理と対処法をまとめました。

返事をしない部下へ、適切な対処をし、コミュニケーションによるストレスを軽減させましょう。

職場で返事をしない部下の心理


普段、職場であまり返事をしないという部下に、返事をしない理由があるのか聞いてみました。

一口に「返事をしない部下」と言っても、その理由は人それぞれあるようです。

・苦手な上司にはわざと返事をしない

私は、苦手な上司からの指示の最中には、わざと返事をしないようにしています。

恥ずかしながら、それが精いっぱいの抵抗なのです。

だから、尊敬している上司や先輩、仲がよい同僚などとの会話では、しっかり返事をして、対応にあからさまな差をつけています。

・納得できないときは返事をしない

けっこう理不尽なことばかり言う先輩がいて、納得できないときも多い。

でも、反論したら倍返しされるのはわかってるから、反論はせず、代わりに、返事をしないようにしてる。

「聞いてる?」って怒られるときもあるけど、スルー。

でも、納得できる話の時は、ちゃんと返事するよ。

・返事をする習慣がない

私は、先日先輩から、「ちゃんと返事した方がいいよ」と言われて、初めて返事をしていないことに気づきました。というのも、あまり返事をする習慣がないのです。

プライベートで友達に呼ばれても、顔を上げるくらいだし・・・。

先輩に言われて、意識して返事するようにはなりましたが、仕事が忙しい時や、考え事をしていると、やっぱり返事ができません。

早く、自然に返事ができるような社会人になりたいです。

・わざわざ返事をするのが面倒くさい

僕は、返事をしなくて怒られたり、注意されたことはありませんが、なぜ返事をしないかと聞かれたら、面倒くさいからと答えます。

聞こえてなければ聞き返すし、聞き返さないってことは、聞こえてるっていうことになりませんか?

職場で返事をしない部下への対処法


返事をしない部下がいると、コミュニケーションが滞ったり、伝わっているか伝わっていないのか曖昧なまま仕事をするため、トラブルも起こりがちです。

そこで、返事をしない部下を持つ上司に、どのような対処をし、その結果状況がどう変わったか、聞いてみました。

部下が返事をしない理由も、いろいろあるように、上司が返事をしない部下に取った対処法もいろいろあるようですよ。

・褒めて伸ばす!

うちの会社にも、たくさんいます・・・返事をしない部下。

でも、彼らは、機嫌がいいと、返事することがあるんですよね。

そこで、少しでも気分よく仕事できるように、「返事しろ!」とかは、言わないようにしています。

その代わり、返事ができたら、「今日感じいいね」とか、適当に褒めています。

気のせいかもしれませんが、最近は少し成果が出てきて、返事だけでなく、挨拶もハキハキできる部下が増えた気がします。

・あきらめも肝心だと思います

返事をしない、挨拶もできない新人で、1度注意しても直そうとしない場合、私はもうあきらめています。

その代わり、私もかわいがることはありませんし、周りからも少し浮いてしまっています。

もちろん、そんな子は、取引先との接点は与えませんし、結果的に、出世もできないと思います。

無理に変えようとせず、そういう人だと割り切って、そのレベルの付き合い方をする方が、楽だと思います。

・部下全員で話し合わせた

僕の部署の今年の新人2人が、まさに返事ができない部下ですね。

ただ、今どきの子って、呼び出して叱咤しただけでモチベーションが極端に下がったり、最悪、辞めてしまうこともあるので、こちらも気を遣います。

そこで、僕の部署の全員でのミーティングの際に、返事の意味について、話し合わせました。

僕が思っていた以上のやり取りがあって、返事ができない部下も、返事の必要性について熱く語っていたのは驚きました。

その日から、新人2人も、気持のよい返事ができるようになりました。きっかけがあれば変われる子たちなんだなと思うと、今後もしっかり見守っていこうと思いましたね。

・返事をするまで話さない

私は、返事ができない部下に、少し意地悪な対応をして、態度を改めさせました。
それは、返事をするまで続きを話さないということです。

最初は睨まれたり、舌打ちされたり、ため息をつかれたり、散々でしたが、私が話さない限り彼は仕事ができないので、同期との差がどんどん開いていき、結局1ヶ月もしないうちに謝罪してきて、態度を改めてくれました。

そんな彼も、今では成績優秀な社員として、役員からも一目置かれる存在です。

意地悪な対応をするのは、心が痛む時もありましたが、結果オーライですよね。

指導すべき部下かどうか見極めることがポイント


ここでご紹介した以外にも、いくつか、態度の悪い部下への対処法を目にしましたが、ポイントは、その部下が指導する価値があるのかどうか見極めることにあると感じました。

仕事もあまりできない上、返事もできない部下は、指導するだけ無駄という声もあり、実際、そういった部下は辞めてくれた方がよいという厳しい意見もありました。

上司と呼ばれる立場になれば、ある程度、人を見極める力がついていると思います。返事をしない部下をどうすべきか、冷静に見極め、一人一人に合う、適切な対処法を試してみてくださいね。