【実親と同居したくない】自分の親と一緒に暮らしたくない人は多い?

【実親と同居したくない】自分の親と一緒に暮らしたくない人は多い?

「義理の親と同居したくない」という声は、よく耳にする半ば一般論のようにもなってきていますよね。

しかし、「自分の親と同居したくない」とはあまり耳にしないのではないでしょうか?もし、自分の親との同居を断った場合、また同居を解消した場合、その後の親子関係はどう変化するのか不安ですよね・・・。

そこで、自分の親との同居を拒否した人や同居を解消した人が、その後どうなったのかをまとめました。ぜひ、今後を考える際の参考にしてください。

自分の親と同居したくない人は意外と多い


自分の親と同居するなら、家事や育児も助かるし、お金だって援助してもらえる可能性も高く、メリットばかりに感じますが、意外と、自分の親とも同居したくないという人が多いようです。

夫婦の関係をきちんと築けていて、親からもしっかりと自立できている人ほど、自分の親との同居したくないと考える傾向にあるようです。一体、何が原因で、自分の親との同居がいやだと感じているのでしょうか。

親子ゲンカなどのトラブルを避けたいから

たとえ親子とはいえ、考え方が全く同じという親子は少ないですよね。家事やお金に対する考え方が違ったり、元々口うるさい親の場合は、同居することでケンカなどのトラブルが増える恐れがあります。

また、子供がいる場合は、育児についてもあれやこれやと口出しされるケースがあります。

特に、育児や教育は、常に進歩しているため、親が一昔前のスタンダートを引っ張り出してきて主張してくると、子供とのトラブルが起こってしまうことが多いです。

自分の親とのパイプ役になるのが面倒だから

親は、嫁や婿よりも、自分の子供にいろいろと意見を言ってきます。特に、嫁や婿に対する意見の場合は、陰口のようにコソコソと伝えてきて、自分がパートナーに伝える役目にならざるを得なくなります。

離れて暮らしている場合は、そのままにしておくこともできますが、同居している場合は、きちんと伝えなければ、何度も繰り返し意見してきたり、嫁や婿に直接伝えて、トラブルになる恐れもあります。

また、パートナーからの意見を親に伝えなければならなくなるという、逆のパターンも考えられます。

離れて暮らしていればできる「見て見ぬふり」が、自分も親もパートナーもできなくなり、面倒な状況に陥りやすくなるため、自分の親との同居をしたくないと考える人も多いようです。

家庭のバランスが崩れそうだから

既に自分の家庭がうまく築けている場合は、そこに自分の親が加わることで、少なからずバランスが崩れてきます。

パートナーの親なら、何かあっても心の中で文句が言えますが、自分の親のせいで家庭のバランスが崩れてしまったら、パートナーや子供に対して、申し訳ない気持ちになってきますよね。

人は、年を取れば取るほど、わがままになったりもします。そんな自分の親を間近で見ているのも辛くなるという人も多いようです。

実際同居を断ったor別居した人はどうなった?


では、実際に自分の親との同居を断ったり、同居を解消して別居した場合、親子関係がどう変化したか見ていきましょう。

今まで以上に関係が良くなった

同居を断った場合

親から同居を提案されて断る際、きちんと理由を伝えて、親を納得させられたら、今までよりも関係が良くなったという人が多いようです。

親としては、自分の子供に同居を断られたことで寂しい反面、子供の成長を感じるきっかけにもなります。

「そこまで言うならお互い離れた場所で頑張ろう!」と前向きにとらえてくれ、付かず離れずの、今まで以上に心地よい親子関係を築くきっかけにもなることもあるようです。

同居から別居に変えた場合

一方、親と同居していたけれど、別居した場合はどうでしょう。実は、自分が自分の親との同居をストレスに感じている場合、親も同様にストレスを感じているケースがあります。

やはり、自分の子供や孫だけならまだしも、嫁や婿との同居は気を遣ってしまうという親は多いです。

しかし、同居してしまっている立場から、別々に暮らしている方が楽だったとも言い出せず、ズルズルと同居をしてしまって親も、少なからずいるようなのです。

そのため、子供から思い切って別居を提案したら、親も快諾してくれることが多く、その後はお互いに良い距離を保つようになり、以前より関係が良くなったという人も多いです。

一時的には関係が悪化する

やはり、親との同居を断ったり、同居を解消した場合、一時的に関係が悪化してしまうこともありますよね。特に文句を言われなくても、こちらから連絡を取ることすら、気まずさからためらってしまうこともあります。

しかし、親と子です。関わらずに暮らしていくことは不自然なので、ほとんどの場合、悪化した関係は時間が解決してくれるようです。

実際、お盆やお正月などの行事に顔を合わせると、お互いに険悪だった時間を悔やんで、いろいろな心のしこりが取れ、今まで以上に関係がよくなることも多いです。

特に何も変わらなかった

同居への思い入れがそこまでない親の場合は、同居を断っても、特に何も言われず、関係性に変化がなかったという人もいます。

親も、同居を思い立った理由はさまざまあると思うので、なぜ同居したいかを聞いて、同居以外でも解決できそうな理由の場合は、お互いのためにも同居を断った方が良いということも多いです。

また、親も同居について実は悩んでいるということもあります。同居を決めたり、同居を解消する際は、よく話し合うことが大切ですね。

自分の親と同居したくないときはどうするべき?


自分の親が同居したい理由や、自分が同居したくない理由は、人それぞれだと思います。

しかし、同居すると、365日毎日顔を合わせることになるため、今後の人生を左右することにもなりかねません。

自分の親だからこそ、しっかりと向き合って、正直な気持ちを伝え、場の雰囲気に流されず、冷静に結論を出すようにしましょう。