【親の喧嘩を止める方法】仲が悪い両親を実際どうやって仲裁してた?

【親の喧嘩を止める方法】仲が悪い両親を実際どうやって仲裁してた?

親が喧嘩をしているのを見るのは、子供としてはとても辛いし、何とかしたいと思いますよね…。

今回は、親の喧嘩の仲裁を試みた人の体験談を集めてみました。いろいろな仲裁方法が登場するので、ぜひ、参考にしてみてください。

親の喧嘩はイヤだけど何もできない・・・


親の喧嘩がいやでも、最適な仲裁方法がわからず、何もできずにいる人も多いです。そんな、親の喧嘩に悩んでいる人達は、実際どんな気持ちで過ごしているのでしょうか。

大人になっても親の怒声が怖い

大人になった今も両親と同居しています。現在、25歳ですが、未だに親の喧嘩が怖いです。怒声を聞くと、この年になっても、布団にくるまって耳を塞いで喧嘩が終わるのを待っています。

そんな状態なので、親の喧嘩を仲裁するなんてできるはずもなく、しようと思ったことも一度もありません。早く家を出れば良いのですが、両親のことも気になって、出ていくこともできず、ただひたすら我慢する日々です。

仲裁すると逆ギレされる

うちの場合は、どちらかという母がすぐヒステリックになって、夫婦喧嘩が始まっていた。

中学生のころ、ヒステリックにわめき散らす母をなだめようと初めて仲裁を試みるも、逆ギレされて、僕にまで暴言を吐いてきて、散々でした。その日以来、仲裁するのはあきらめたし、あまり話をすることもなくなった。

親が嫌いで仲裁する気もなかった

親がケンカするのはイヤだったけれど、親自体そもそもあまり好きではなかったから、いつも見て見ぬふりをするようにしています。仲裁なんてするだけ無駄だとわかっていましたし…。

ただ、ずっとここにいるのは、やはりつらいので、今は少しでも早く一人暮らしができるよう、バイトと勉強を頑張っています。それが私にできる唯一の抵抗です。

みんなが試した親の喧嘩の仲裁方法


親の喧嘩がイヤで、仲裁できずにただただ我慢してる人がいる一方、仲裁を試みている人も沢山います。仲裁の方法は家庭ごとに異なりますが、ぜひ、参考にしてみてください。

自分が悪者になって仲裁

我が家は、私が小さい頃から喧嘩が絶えない家でした。時にはどちらかが怪我を負うこともありました。口喧嘩程度なら、部屋にこもって逃げていましたが、あまりにも激しい喧嘩になると、自分が悪者になって、喧嘩を中断させていました。

自分が悪者になる方法は、わざと花瓶を割ったり、急に大声を出したりするなど、場合によっていろいろ使い分けていました。

自分が悪者になると、両親は揃って私を叱ります。その共同作業により、喧嘩していたことを忘れるのか、そのまま喧嘩が終わることがほとんどでした。

手紙を書く

僕は、小学生のころ、両親がケンカをしたら、いつも手紙を書くようにしてた。

内容は、今日あったこととか、楽しみにしていることとかから始めて、最後は、仲直りしてほしいことを書いたり、家族3人の絵を描いたりしてた。

そうすると、次の日、2人が仲直りしていて、週末は一緒に出掛けるっていうところまでがテンプレートになってて。ケンカの度に同じこと繰り返してたら、気づいたらあんまり喧嘩しなくなってたかな。

力尽くで仲裁

僕の場合、力尽くで仲裁してました。父も母も、僕より体が小さかったから、僕が二人を引き離して、別々の部屋に連れて行ってましたね。

父も母も、カッとなりやすい反面、落ち着くのも早かったので、数時間顔を合わせなければ、いつも通りに戻ってました。

当時は、それが正しい仲裁法とは思ってなかったけど、今では両親から感謝されてるから、まぁ良かったのかなって思ってます。

ひたすら愚痴を聞いてあげた

私は、母と仲が良かったので、週末は一緒に出掛けたりして、愚痴を聞いてあげていました。

もちろん、愚痴を聞くのはしんどかったですが、母は愚痴を吐くことでストレスが発散できるようで、その後は父が暴言を吐いても「はいはい」と聞き流し、喧嘩になることはありませんでした。

でも効果は1週間持てばいい方で、時には平日の夜、ずっと愚痴を聞いてあげることもありました。私も愚痴を聞き続けることはストレスになるので、話半分で聞くようにはしていましたが、これで喧嘩している親を見なくて済むと思うと、そこまで苦痛ではなかったです。

大声で泣く!

両親が頻繁に喧嘩していた頃、私と妹と弟の3人で大泣きしたら、両親が慌てて、喧嘩どころではなくなりました。

翌日、ご近所さん数人から「昨日は大丈夫だった?お子さん泣いてたけど」と心配され、両親も懲りたようです。

それ以来、喧嘩に発展しそうな言い争いが始まったら、どちらかが「落ち着こう」と言うようになりました。プライドの高い両親で良かったなって思った瞬間でした。

両親の意見を聞くも…

親の喧嘩の仲裁方法で、「両親それぞれの意見を聞く」というのを見て、やってみた。母も父もものすごい勢いで愚痴を吐いてきたけれど、特に喧嘩が終わることはなかった。

ただ、その後喧嘩の度に「ちょっと聞いて~」と意見を聞くハメに。まぁ、そのことによって、長期戦はなくなったような気もするけど。

親の喧嘩の仲裁方法は家庭ごとに違う


私は両親が喧嘩をした時は、わざと変な音程で歌を歌ったり、怒って無表情な両親に睨めっこを持ち掛けたりして、とにかく笑わせていました。両親が笑ったら、喧嘩はおしましというルールが、勝手にできていた気がします。

ただ、この方法を実践した友達は、空気が凍って恥ずかしい思いをしただけだと言っていました。このように、親の性格や関係性により、仲裁方法は異なりますし、仲裁せずに放置している方が仲直りが早いということもあります。

普段から親のことを観察し、仲裁すべきかしないべきか、またどんな仲裁方法が効果的なのか、しっかりと見極めて、いろいろ試してみてください。