こんなときどうすれば?地震が怖い・不安で眠れないときの対処法

こんなときどうすれば?地震が怖い・不安で眠れないときの対処法

最近は全国各地で地震が頻発しており、地震が怖い人にはつらい状況ですよね。

また、夜中に地震があると不安になって眠れないときもあるでしょう。そこで地震が怖く眠れない…こんなときはどうすればいいのか対処法をまとめました。

地震が怖くて眠れない時はぜひ参考にしてくださいね。

夜の地震が怖い理由

地震が怖い

地震は誰だって怖いです。ただ昼の地震より夜の地震の方が怖いという人が多いようです。

いったいなぜ夜の地震の方が怖く感じるのでしょうか。夜の地震が怖くて眠れなくなる時があるという人たちの声を集めました。

・地震を体験したから

私は旅行中熊本地震を体験しました。知らない土地での夜中の地震で本当に怖い思いをしたので今でも思い出すと冷汗が出ます。

地震はほかの災害と違って前触れも少ないので、今でも地震の揺れを思い出したり実際に夜中の地震に気づくと不安になって眠れなくなります。

・ニュースの影響

幸い大きな地震を体験したことはないけど、子供のころテレビで地震のニュースを見たのが忘れられなくて若干トラウマになってる。

家の前の道をトラックが通ったりしただけで地震だったらどうしようってドキドキしてしまう。夜は特にそういった音や振動に気づきやすいからつらい。

・子供たちを守らなきゃならないから

うちには1歳3歳4歳の子供がいます。夫は単身赴任中なので地震があったときは子供たちを全員守らなきゃならないと思うととても不安になります。

先日も震度1の地震が深夜にありましたが、すやすや眠る子供たちをすぐに連れ出せるか考えていたらそのまま朝になってしまいました。

まだ昼間の地震なら助けも求めやすいですが、やはり夜中の地震は自分の行動次第で何がどうなるか決まってくる分とても怖いし不安です。

・いつも揺れてる感じがする

東日本大震災の後からいつも揺れているような感じする。照明とか見ると実際は揺れてないってことはわかるんだけど、あの時の揺れが今も体に染みついてて怖くなる。

特に夜中静かになるとぐらぐらしてるような錯覚を起こすことが多くて、そうなるとなかなか寝付けない。

・震度1に満たない地震でも目が覚める

最近地震が多いせいでちょっとした揺れでも目が覚めるようになりました。地震の前の地鳴りでも目が覚め隣の町が震度1で自分の町が震度1に満たないときでも気づいてしまいます。

地震に気づいた後は今の地震は前震で、次は大きな地震が来るかもしれない…と不安になり朝まで眠れなくなります。

地震が怖くて眠れないときの対処法

地震が怖い

地震が怖くて不眠症になる人も多いと言われています。やはり寝ているときは誰でも無防備になってしまうので、地震に対する不安も大きくなってしまうのでしょう。

しかし地震が怖いからと眠れないまま朝を迎えると翌日の仕事や勉学に悪影響が出てしまうこともあります。

そこで地震が怖くて眠れないときにおすすめしたい対処法を紹介した声を集めました。地震への恐怖心をなくすのは難しいですが、眠りにつきやすくなるよう環境を整えることで状況が改善する人も多いようですよ。

・地震情報の検索はほどほどにする

夜中に地震があるととりあえずスマホで地震情報を検索して、SNSでまた検索して…とずっとスマホを見てしまう癖があった。

でもスマホから出るブルーライトは脳を覚醒させるからあまり見ない方がいいみたい。また、SNSはデマを流す悪質な人もいるから余計不安になることもあるし。

大きな地震の時は情報を検索すべきだけど、被害がないレベルの地震なら震度と震源地くらい確認したらスマホを見るのはやめて、すぐ布団に入って目を閉じればスムーズに再び眠れることが多い。

・地震が怖くて眠れないと思ったら起きる

僕は地震が怖くて眠れないとき無理して寝ようとすると余計眠れなくなるタイプです。だからそういうときは思い切って起きて、本を読んだり部屋の片づけししています。

その方が眠気が起こりやすい気がするし、仮に再び地震があってもすぐに行動できるから安心です。

・ベッドサイドに災害時持出袋を置いてる

私は夜中に起きた熊本地震がきっかけで、夜眠るのが怖くなりました。不眠症の治療も受けましたが結局一番効果があったのは、災害時持出袋をいつもベッドサイドに置いておくことで得られる安心感でした。

普段寝る前に中身がそろっているか確認する習慣をつけたことで震度3程度までの地震なら慌てずにまた眠れるようになりました。

・寝れるときに寝る癖をつける

地震なんていつ起きるか誰もわかりません。明日眠ることができなくなるくらいの大地震が来ないという保証もありません。地震への恐怖心で睡眠不足になっていたら本当に大変な時に頑張ることができませんよね。

普段から地震に対する備えをしたり避難場所を確認し、寝れるときに寝る癖をつけておくことが大切です。そういう意識を持つだけで僕は地震への恐怖心による不眠症を治すことができました。

・入眠用の音楽を聴く

私は普段から入眠用の音楽を聴いています。地震はもちろんですが悩みがあって眠れないときも、その音楽を聴くと自然と眠くなります。眠るためには体も心も頭もリラックスさせる必要がありますよね。

音楽に限らず抱き枕やアロマも効果的だと聞きます。ただ地震があったときや寝るときにキャンドルでアロマを焚くと危ないので、電気式のアロマディフューザーを使うようにしましょう。

地震が怖くてどうしても眠れないときは医療機関へ

地震が怖い
地震が怖くて眠れない日が続くと体も心もどんどん蝕まれてしまいます。中にはここでご紹介したような自分でできる対処法だけでは状況が改善されない人もいるでしょう。

その場合は医療機関を受診するのもとても有効な手段です。最近は不眠外来を設けている医療機関も多いです。

本当に大きな地震が起きたときは体力も必要になるので、日ごろからきちんと体を休ませられるようできるだけ早く自分に合う対処法を見つけて試してみてくださいね。