トラウマで運転が怖い…体験した事故のエピソードと克服方法とは?

トラウマで運転が怖い…体験した事故のエピソードと克服方法とは?

事故に遭うとしばらくは車に乗るのすら怖くなるということも少なくはありません。ここでは事故のトラウマで運転が怖いという人たちが体験した、実際の事故のエピソードをまとめました。

また、事故のトラウマの克服方法についても体験談を中心に集めたのでぜひ参考にしてください。

自分が体験した事故エピソード

事故のトラウマ運転怖い

日本では1分間に1回以上交通事故が発生しているとも言われています。そのため、交通事故を体験したという人は意外と多いものです。

そして交通事故がトラウマとなり苦しい毎日を送っている人も少なくありません。そこでまずは、トラウマになるほどの交通事故を体験したという人のエピソードから見ていきましょう。

・一方通行を逆走してきて正面衝突

私が住んでいる地域は昔ながらの街並みが多く、一方通行も多い住宅地です。私がいつも通り一方通行の道を走行していたら前方から車が。

私の後ろには車が2台続いていたので相手の停車を確認後、バックしてもらおうと車を出た瞬間、前方の車の運転手が焦ったのか急発進して正面衝突してしまいました。

幸い私にけがはなかったのですが逆走車の運転手が大けがを負いました。事故現場が家のそばだったこともあり、しばらく車の運転はできませんでした。

・玉突き事故がトラウマに

・俺は渋滞中の玉突き事故に巻き込まれたことがある。俺はまだ前の方だったからムチ打ちですんだけど、数台後ろの車に乗っていた人が亡くなった。

俺の位置でもかなりの衝撃があってびっくりしたのに、その人たちはもっと怖かったんだろうなと思うと車の運転が怖くなった。未だに道路が渋滞するといろいろ思い出すから、できるだけ渋滞する道は避けるようにしてる。

・自転車の高校生と接触事故

私が車を運転中、住宅街の坂道から自転車に乗った高校生が飛び出してきて接触してしまいました。高校生はこけてケガをしていましたが、「自分が悪いんで!大丈夫です!」と言ってそのまま去ってしまって、未だに相手が特定できていません。高校生のその後が気になりますし、ずっと事故のもやもやが残り続けていて運転していても高校生を見ると不安になります。

・同乗していた妻が半身不随

僕たち夫婦はお互い車が好きでよくドライブにでかけていました。その日は念願のオープンカーを購入した日で、夜中の山道を少しスピードを出して走っていました。

そのときふと視界に入った夜景がきれいで視線をそらした瞬間、車はガードレールに激突。妻は半身不随になり、今でも僕は車の運転が怖くてできません。

運転が怖い気持ちの克服方法

事故のトラウマ運転怖い
交通事故がトラウマになり運転が怖くなると、精神的な負担はかなり大きくなります。また周辺環境や職業によっては怖くても、運転をしなければならないという人もいますよね。

そこで交通事故が原因で運転が怖くなった時の克服方法をまとめました。トラウマを克服しようと焦ると余計症状が悪化することもあります。自分に合った克服方法を見つけたら、無理のない範囲で実践していきましょう。

・運転が怖くなる状況を記録しておく

交通事故によるトラウマやフラッシュバックで運転が怖くなる人は、運転が怖くなった時や場所を記録しておくと克服に役立ちますよ。

10回分くらいの記録があればどんなときに運転が怖くなるのか傾向が見えてきます。そうするとその状況を避けることもできますし、その状況に陥りそうなときに心構えができるので精神的な負担が少なくなりました。

・嫌な記憶を消そうとせずに書き出す

私は死亡事故現場に遭遇してから運転が怖くなった。最初はその事故現場のことを忘れようとしてたけど、忘れようとすればするほど怖い気持ちが増していった。

だからその事故のことを思い出したら、その事故の記憶や思いをひたすらノートに書き出すようにした。そうすると徐々に記憶のあいまいな部分が増えてきて、運転中も思い出すことが減った。

・引っ越しした

僕は自宅の近所で交通事故を起こしてしまったため、運転はおろか家から出るのすら怖くなってしまいました。ただいつまでも家に籠っていることはできないので、先日引っ越しをしました。

通勤は自転車を使っていますが、業務上車の運転をすることもあります。しかし引っ越してから今のところまだフラッシュバックはなく、運転に対する恐怖心もだいぶ薄れてきたように感じます。

・車を買い替えた

私はもらい事故が原因で車の運転が怖くなった。相手の保険で車はきれいに直してもらったけど、車に乗るとどうしても感覚がよみがえってしまって…。

辛くて運転どころではないから、思い切って車を買い替えた。今でも事故現場にだけは近づけないけど、車が変わったことで事故の感覚がよみがえることはほとんどなくなった。

・心療内科に通った

交通事故に遭ってから自分が運転することはもちろん、他人の車のブレーキ音やクラクションの音を聞くと怖くて過呼吸になったり嘔吐することがありました。

そのため親のすすめで心療内科に通いました。おかげで今では自分で運転ができるほどまで克服できました。いろいろなトラウマの克服法はありますがどうしようもないときはきちんと治療を受けることをおすすめします。

事故に遭った後の運転は時間に余裕を持とう

事故のトラウマ運転怖い
実は私も大型トラックに追突されたことがあります。幸い大きなけがはなかったですが相手が飲酒運転で、事故そのものよりも「警察に連絡するな!」と脅されたことの方がトラウマになりました。

その後は相手と同じ会社の大型トラックを見ただけでも怖くて、走行ルートを変えたりコンビニに避難することもあり、スムーズに目的地に着けないこともありました。

トラウマがあるとそういった予定外の出来事もあり、さらにストレスが重なることも多いです。事故後はできるだけ時間に余裕をもって行動し、精神的な無理をしなくてもすむような環境を整えておくといいですね。