部活に行きたくない…高校部活での上手な人間関係の築き方とは?

部活に行きたくない…高校部活での上手な人間関係の築き方とは?

高校での部活動で、上手な人間関係を築く方法や、人間関係のトラブルを乗り越える方法をまとめました。

高校の部活動は、中学に比べ、生徒たちが主体的に活動をするようになるため、人間関係のトラブルが意外と多いようなのです。

部活に行きたくないと思ったら、ぜひ、ここでご紹介する方法を実践して、トラブルを乗り越えてくださいね。

部活での人間関係の悩み


高校生になると、1人1人の個性が強くなってきて、まじめな人、そうでない人、活発な人、地味な人・・・など、タイプが別れます。

そのため、部活で発生する人間関係のトラブルも、より複雑なものになっているようなのです。

一体どのようなトラブルが生じているのか、まずは、部活に行きたくないと思ったことがある、高校生の声を聞いてみましょう。

・派閥間の扱いの違いが辛い

私は女子バレー部です。女子バレー部には、どの学年も、大体活発で目立つタイプの部員と、地味でコツコツ頑張っている部員の2タイプの派閥に分かれています。

それでも、比較的どの学年も雰囲気はよかったのですが、今年度から顧問が変わり、明らかに地味な部員の扱いがひどくなりました。

そのせいで、部員同士の関係もおかしくなって、地味な部員は、ボール拾いばかりさせられたり、あまり練習に参加させてもらえなくなりました。

地味な人がバレーをやりたいって言ったらダメなんですか。ほんと、辛いです。

・自分がミスしたときだけ文句を言われる

僕は野球部の2年です。野球の腕には自信があり、中学の時も活躍していました。

そのため、高1から試合にも出させてもらっていました。それが、1つ上の先輩たちからしたら、おもしろくなかったみたいで、最近は、僕がミスしたときだけしつこく文句を言われ、勝つと何も言われないのに、負けると「お前のせいだ」と、責められるようになりました。

理由がわからないし、1年からも冷たい目で見られ、辛いです。野球が好きで野球部に入ったのに、なんか最悪です。

今、部活をやめて、地域のクラブに入ろうか悩んでいます。でも、甲子園へのあこがれも捨て去れません。

・なんでキャプテンになったのか・・・

私はバスケ部でキャプテンやってます。中学でもキャプテンをしてたから、他のメンバーからも推薦されて、キャプテンになったけど、全然みんなが言うことを聞いてくれなくてマジ辛い・・・。

中には、まじめに指示を聞いてくれる子もいるから、申し訳なくて何とかしようと思うけど、頑張れば頑張るほど、うざいって言われて。

そんなに私が嫌なら、キャプテンに推薦しなきゃいいのにって、イライラするけど、キャプテンだからやめられないし。

・部活内で孤立

私は1年の夏休み明けに転入してきて、吹奏楽部に入りました。

最初は、みんなよくしてくれてたけど、元いた高校と、吹奏楽部のレベルが全然違って、どんどん下手さが目立つようになりました。

そして、今、完全に孤立しています。それでも、「一緒に頑張ろう」と、盛り上げてくれた初日のみんなが忘れられず、やめれません。

部活での上手な人間関係の築き方の体験談


高校での部活動の人間関係の築き方や、人間関係のトラブルの乗り越え方を紹介した声を集めました。

いろいろな方法があるので、きっとあなたに合う方法も見つかるはずですよ。

・部活のメンバーとはあんまり遊ばない

人間関係のトラブルが原因で、部活やめる子が多いって聞いたから、同じテニス部の子とは、あんまり遊ばないようにしてる。

テニス部のメンバーを避けたりするわけじゃないけど、親友が他の部にいることで、愚痴ったりしてストレス発散もできるし、余計なトラブルも発生しないし、私はこれがベストな状況だと思ってるよ。

・練習に集中!休憩中は自主練!

私は、バスケ部だったけど、バスケをどうしても続けたくて、微妙な人間関係の中、頑張ったよ。

私の場合、練習中はいいけど、休憩中の派閥、みたいなのが苦手だったから、休憩中もボール持って自主練したりして、じっとしてる時間を作らないようにしてた。

バスケは上手くなるし、めんどうな人間関係からは逃げられるし、最初は他のメンバーの目線が気になったけど、慣れてくると気楽でよかった。

・先輩を頼った

僕は、ソフトの試合で失敗して以来、ハブられるようになってて、部活もやめようかな・・・と思ってた。

でも、たまたま仲がよかった先輩が部活に顔を出してくれて、連絡先を交換。

悩みを相談したら、先輩が土日の練習に顔を出してくれるようになって、僕のキャラを立ててくれた。おかげで、またみんなと仲良くプレイできるようになって、今は部活も楽しい。

顧問って頼りないけど、先輩とか別の伝手があるなら、相談してみるのもありだと思う。

・依存しすぎない

うちのサッカー部は、結構強くて、本気でプロ目指してるような部員もいる。

でも、ただサッカーがしたいだけの部員もいて、やっぱぶつかることが多い。

俺は、サッカーがしたいだけの部員だから、試合に出たいわけでもないし、土日は練習さぼって、サッカーしたいだけのメンバーでフットサルやってて、そっちんが断然楽しい。

だから、本気の部員に文句言われてもあんまり気にならない。高校の部活は中学より本格的だけど、所詮部活は部活。

依存しすぎず、軽く考えれば、人間関係も、あんまり気にならなくなるんじゃないかな。

部員同士の距離感が重要


高校生活において、部活に割く時間は長いですし、部活を中心に交友関係が完成されることも少なくありません。

そのため、部活内で人間関係のトラブルがあると、ストレスになってしまいますよね。

もし、他のメンバーと合わないと感じた時は適度な距離を保ち、あくまでも部活のメンバーという位置づけにしてみませんか。

部活のメンバーを、「友達」として扱わないだけで、相手の言葉や態度の重みが変わってくることも多いですよ。

部員同士の距離感を上手に保って、部活動に集中できるような環境づくりに努めてみましょう。