仕事で失敗はできない…完璧主義者で失敗が怖い人の心理と改善法とは
- 2018.06.06
- 仕事
仕事で失敗をしたくないから、仕事は完璧にこなさなければならない。
そんな気持ちで仕事に臨むのが、完璧主義者です。
しかし、完璧主義でいることは、素晴らしいことではありますが、時に疲れてしまい、改善したいと考えている人もいるようです。
そこで、完璧主義を改善できたという人の、実際の声を集めてみました。
完璧を求めすぎて仕事で失敗するのが怖い人の心理
仕事で失敗したくない、仕事は完璧にこなしたい。そう思いながら、会社に勤めている人は多いですよね。
しかし、その中には、仕事で失敗することを、極端に恐れている完璧主義者も一定数いるようです。
完璧主義者と言われたことがある人や、自分で完璧主義者と自覚している人は、一体どのような審理で、仕事に臨んでいるのでしょうか。
・完璧主義と言われるけれど、ビビりなだけ
僕は、よく完璧主義者と言われますが、実際は、ただのビビりです。もし自分が失敗してしまったら、上司からはどう思われるだろうか、評価は下がるだろうか・・・と、周りの反応ばかり気になってしまい、何でも完璧にこなしたくなるのです。
上司に怒られても気にしない、強い心を持っている同僚の方が、完璧主義者の自分より、すごいと思います。
・仕事くらいはちゃんとしないと
会社の女子たちは、みんなおしゃれでかわいいけど、私は違います。だから、仕事くらいはちゃんとしないと、認めてもらうことができません。もう少しかわいくて、スタイルがよかったら、少々仕事ができなくてもチヤホヤされるんだろうな、と考えることもありますが、今のところ、仕事は完璧にこなしているので、気にしないようにしています。
・自分の考えた道筋から外れるのが怖い
「ほんと、部長は完璧主義ですよね」と、何度部下に毛嫌いされたかわかりません。しかし、自分を変える術もなく、今でも、できるだけ、私が思い描いた道筋から外れないよう、仕事を進めるようにしています。
ただ、最近、私には、ただ単に、問題が発生したときに、うまく問題を解決する力がないだけなのではないかと思うようになって、落ち込むことが増えてきました。
・ルール違反が大嫌い
私は、今まで歩行者としても、交通ルールを破ったことがないというのが自慢で、昔から、ルールを守れない人が大嫌いです。そのため、仕事の場合は、「失敗=ルール違反」と思っているので、ミスがないように慎重に、真剣に取り組むようにしています。
・できないことはやらないだけ
私は、時々、完璧主義者と言われますが、違います。できないことは、やらないだけです。できないことを引き受けて、失敗するのはまっぴらごめんです。
失敗が怖い完璧主義を改善する方法
完璧主義者は、仕事も丁寧なので、それなりに評価されます。
ただ、完璧主義者は仕事上のストレスを感じやすく、完璧主義でいることに、疲れてしまうこともあるようです。
そこで、完璧主義を改善する方法をまとめました。実際に、完璧主義を改善できたという人たちの声なので、きっと参考になりますよ。
・チームのみんなを信じて頼ってみた
私は、自分でも完璧主義者だと自覚するくらい、何でも完璧にこなしたい人間でした。しかし、ある時失敗をしてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。
もう、仕事を辞めようかとも思いましたが、その時に、私の失敗をみんながカバーしてくれて、世界がぱっと開けた気がしました。
それ以来、みんなを信じて頼ることで、自分だけが頑張らなくてもいいんだ・・・と思えるようになり、完璧さにそこまでこだわらなくなりました。
・失敗をするのに成果を出す同僚との出会い
僕は、失敗することを恐れて、どの仕事も丁寧にしすぎてしまって、仕事が遅れがちだった。でも、春の異動で、僕の部署に入ってきた同僚が、僕の考え方を180°変えた。というのも、彼は、仕事のミスが多いのに、結果的に成果を出すからだ。
彼と出会ってから、仕事の失敗を恐れて、効率が悪くなってる自分を反省した。今は、上司にも相談して、仕事にタイムリミットを設けてもらい、効率よく仕事できるよう、変わるための努力をしてる。
・敢えて苦手なことにチャレンジする
友達に、「完璧じゃない人生も楽しいよ」と言われ、野球経験なんてないのに、バッティングセンターにつれて行かれました。もちろん、打ち返すことはできませんでした。でも、友達に手取り足取り教えてもらいながらのバッティングは、とても楽しかったです。
友達から、特に仕事についてのアドバイスはありませんでしたが、身をもって、失敗することの楽しさや、そこで支えてもらえる喜びを感じました。
それからは、仕事をする際、上手に肩の力を抜けるようになった気がします。
・完璧じゃない自分を認める勇気
仕事を完璧にこなせると、達成感もありますし、評価もされます。ただ、少しずつ、疲れてしまっている自分もいました。実際、完璧に仕事はしたいけれど、完璧にするために、いつも緊張状態だったことに気づきました。
今は、カウンセリングを受けながら、仕事を続けていますが、完璧じゃない、失敗もする自分を認めることができると、仕事の楽しさにも気づけるようになってきました。
失敗することで成長することも多い
完璧主義者は、何でも自分の中で完結させてしまうので、周りの人から学ぶチャンスが少ないです。
そのため、仕事は完璧にこなせても、仕事のスタイルは固定化され、いろいろな問題に柔軟に対応する力などは、身につきにくいです。
「失敗は成功の元」と言われるように、失敗することで、人は成長し、成功します。
完璧主義の自分を変えるには、勇気が必要になりますが、もし、変わりたいと思っているのなら、自分に合う改善方法を探して、試してみてくださいね。
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