仕事のために勉強しないといけない…社会人の勉強嫌いの克服法とは?

仕事のために勉強しないといけない…社会人の勉強嫌いの克服法とは?

社会人になっても、仕事に必要な知識を得るために、勉強しなければならないこともよくありますよね。

また、企業によっては、資格取得支援制度などの利用を推奨しているところもあります。

そこで、勉強嫌いな社会人におすすめの、勉強嫌い克服法についての声を集めてみました。いろいろな視点の克服法があるので、克服のヒントを探してみてくださいね。

仕事のために勉強しなければならない社会人の悩み


学生のころとは異なり、社会人になると、勉強がうまくいかないと悩む人が急増します。

それは、社会人は仕事をしながら勉強するため、自分の勉強スタイルを確立するまでは、どうしても効率が悪くなってしまったり、うまく勉強したことが身につかなくなるなど、さまざまな壁にぶつかってしまうためだと考えられます。

では、具体的にどのような悩みがあるのか、実際の社会人の声を聞いてみましょう。

・やる気が出ない

上司から、資格取得をすすめられ、会社の資格取得支援を利用して、通信教育を始めました。

しかし、教材が届いたものの、やる気が一切出ません。テストを提出しながら、勉強するスタイルなのですが、カンニングしながらでもできてしまうため、ついついズルいことばかり考えてしまいます。

しかし、そのままでは試験に合格できず、全費用自分が負担することになってしまいますし、上司にも責められることはわかっています。一体どうすればやる気が出るでしょうか。

・勉強の仕方がわからない

私は新入社員で、今、専門用語など覚えるために勉強しています。ただ、初めての業種で(自動車販売店)、わからない言葉だらけで困っています。

同期の社員は男性が多く、車に詳しい人がほとんどなので、私一人が会話にもついていけていない状態です。

カタログや販売マニュアルでわからないことがある度に、検索しながら勉強していますが、ずっと足踏み状態です。

・全然覚えられない

もう、本当にびっくりするくらい言葉や意味が覚えられない・・・。

学生のころと同じように、単語カードを使ったり、赤ペンと赤シートを使って暗記しようと試みてるけど、1週間後くらいに復習すると、ほとんど忘れてる。もうすぐ試験なのに、このままじゃ不合格確実・・・。

・勉強する時間が取れない

出世するために、どうしても取っておきたい資格がありますが、勉強する時間が取れず、イライラしてしまいます。

最近は仕事が忙しく、残業続きなため、勉強しながら寝てしまうこともよくあります。

週末は、勉強の時間を作ってはいますが、家族サービスもしなければならず、試験日までに問題集を終えれる気がしません。

社会人のための勉強嫌い克服法


学生のころは、励ましあえる仲間もいましたが、社会人になってからの勉強は、ほとんど1人で取り組むことになります。

そこで、1人でもやる気を出して、勉強嫌いを克服するためには、勉強のやり方を工夫するしかありません。

勉強嫌いだった社会人の先輩たちは、一体どのようにして、勉強嫌いを克服したのでしょうか。

・尊敬できる友達や先輩に会って刺激を受ける

僕の会社は、資格を取れば取るほど昇給するという噂があるから、入社して以来、半年に1つのペースで資格を取ってる。

でも、やっぱりやる気が出ないことは多い。だから、そういう時は、僕よりも大手に入社した友達や、社内の優秀な先輩を飲みに誘って、いろんな話を聞かせてもらってる。

そうすると、やっぱり僕もこの人たちみたいになりたい!ってやる気が出る。

いろいろアドバイスももらえる上、勉強だけでなく仕事のモチベーションも上がるから、そういった人脈があれば、大切にしながら利用するのがおすすめ。

社会人は、仕事の進捗や付き合いで、その日の勉強時間が、大きく変わってくると思います。

なので、勉強の予定を細かく決めすぎないのがおすすめです。

大雑把に、1週間に30ページとか、確実にクリアできる予定を組んでおけば、わからないことがあったりしても、ゆっくり取り組めるので、結果的にストレスになりにくいと思います。

・丸暗記はあきらめてまとめながら覚える

私は、記憶力だけで大学まで進学したと断言できるくらい、記憶力には自信がありました。

しかし、社会人になって数年で、記憶力の衰えを痛烈に感じました。以前は、1度目を通せば、ほとんどのことを覚えていられたのに、今ではまさに「右から左」状態です。

そこで、自称資格マニアの知人に相談したところ、まとめながら覚えることをすすめられました。

まとめながら書くことで、整理して頭に入るので、ただ暗記するよりも覚えやすいんだそうです。

実際、そのおかげで、資格試験は合格しましたが、ポイントは、ノートにボールペンで書くことのようです。知人が言うには、鉛筆よりボールペンの方が疲れにくいそうですよ。

・隙間時間を有効活用

ランチの後の10分とか、移動時間などの隙間時間を勉強に充てると、意外と勉強がはかどりました。

家に帰ると、どうしてもだらけてしまうので、私は終業後のロビーで30分とか、ほんと、コツコツ少しずつ勉強を進めていましたよ。

資格の内容によっては、スマホ向けアプリなどもあるので、問題集や参考書以外のアイテムも利用すれば、より効率よく勉強ができると思います。

・初級や入門編があるならそこから入る

参考書や問題集を買いに書店に行くと、初級や入門編から、上級、応用編など、1つのテーマでもいろいろな難易度のものがありますよね。

私は、ついついコストをかけまいと、上級編などを手に取ってしまいがちだったのですが、上級編って、結局調べなければわからないものが多くて、無駄な時間がかかってしまいます。

そこで気づいたのが、参考書などは、初級や入門編など、簡単なものから順に手に取った方が、効率がよいということです。

コストはかかってしまいますが、得るものはとても大きいし、ストレスも激減したので、もし上級や応用編を手に取って、やる気がなくなっている方は、一度簡単な参考書を買ってみるのもいいかもしれませんよ。

社会人だからできる勉強方法


学生のころは、自由に使えるお金にも制限があったという人がほとんどだと思いますが、社会人になれば、自由に使えるお金が増えますよね。

なので、自分に合う勉強方法に巡り合えるまで、いろいろなアイテムを試してみるのもおすすめですよ。

もちろんお金はかかってしまいますが、それも未来の自分への出資です。中には、文房具を変えるだけで勉強へのモチベーションが上がったという人もいます。

ぜひ、こだわりの勉強スタイルを築いて、効率よく楽しく勉強してみてくださいね。