吐き気で仕事に行けない…電車に乗れない・苦手な原因と克服法とは

吐き気で仕事に行けない…電車に乗れない・苦手な原因と克服法とは

電車に乗ろうとすると体調が悪くなって電車に乗れなくなるという経験をしたことはありませんか。

電車通勤の場合、吐き気で仕事に行けない・遅刻するといった問題も生じます。

そこで電車に乗れない・電車が苦手な原因、効果があったという克服法について実際の声を集めました。

電車に乗れなくなった原因

電車に乗れない・苦手

電車に乗れなくなる原因は人それぞれです。ただ電車に乗ろうとすると体調に異変が起き、どうしても電車に乗れなくなるのはパニック障害が原因になっていることも考えられます。

そこで実際に電車に乗ろうとすると、吐き気がするなど体調に異変が起こったことがある人たちのきっかけや原因についての声を集めました。

・満員電車が原因だと思う

乗り物酔いをするわけではないのに、ある日急に電車に乗っていたらだるい感じがした。

満員電車がストレスだったし、疲れもたまってるせいかな…とあまり気にしていなかったけど、徐々に電車に乗ろうとすると冷や汗が出たり吐き気がするようになった。

どんどん症状は悪化して仕事に行かなきゃいけないとわかっているのに、ホームの椅子にじっと座って動けなくなってしまった。

・コーヒーが原因

私は朝ご飯はコーヒーのみで出勤中もコーヒーを飲んでいたけど、そのせいで電車に乗れなくなったのでは?と病院で言われた。

電車のような閉鎖空間がとにかく苦痛で、今何かあったらどうなるんだろう?周りにスリや痴漢がいるかも…など、いろんなことが不安になってクラクラしてた。

カフェインを摂りすぎると、そういった不安が増幅するらしい。大好きなコーヒーが原因だと言われた時はショックだったけど、本当につらかったからもっと早く知りたかった。

・友達を助けられなかった後悔がきっかけ

友達が痴漢にあってて、気づいてたのに怖くて声を上げられませんでした。友達は電車に乗れなくなって仕事もやめました。

そのことが悔しくて仕方なくて電車に乗るたび思い出していたら、心臓がドキドキしたり冷汗が出るようになってしまい…。今は人ごみの中に長時間いることすらできなくなりました。

・会社がつらくて電車もつらくなった

私の場合は、会社でいじめにあっていて会社に行きたくないな…と考えるようになったら、電車に乗ることができなくなりました。

電車に乗ると会社に着いてしまうという恐怖心から、だんだんと駅に入るだけでも冷汗が出たりめまいや吐き気が起こるようになりました。

・タバコを吸えないのがつらくてキツい

俺が電車に乗れなくなったのは、タバコのせい。単純にタバコの吸えない時間が長いのがストレスで、電車に乗ると過呼吸みたいな状態になった。

電車に乗ってる時間は20分くらいだから普段なら全然我慢できるのに、なぜか電車だと我慢できなくて。タバコを絶対に吸えない閉鎖空間がストレスになっていたんじゃないかなって思ってる。

電車に乗れるようになるための克服法

電車に乗れない・苦手

電車に乗れない原因がいろいろあるように、電車に乗れるようになるための克服法も人それぞれいろいろあります。

ここでは、実際に試してみて効果があった克服法を集めています。まずはなぜ電車に乗れないのか原因を考え、それに合う克服法を見つけて試してみてくださいね。

・各駅停車の電車に乗る

私がパニック障害で電車に乗れなくなった時、まず試したのが各駅停車の電車に乗ることでした。各駅停車の電車なら、降りたくなっても数分我慢すれば降りることができます。

快速はまだ乗れないので、完全に電車を克服できたわけではありませんが、各駅停車の電車に乗ることで少しずつ症状は治ってきていると思います。

・自分と向き合って抗不安薬をいつも持っておく

電車に乗って体調が悪くなるようになって、普通の体調不良だと思って内科を受診したところ、紹介状を渡されて心療内科へ行くように言われました。

最初はよくわからなかったのですが、ストレスが原因で電車に乗れなくなっていたようです。そこで初めて自分の心の状況に向き合うことになりましたが、その時点ですでに少し電車を克服できました。

あと処方された抗不安薬をいつも持ち歩き、つらい時はすぐ飲めるようにしました。今のところは抗不安薬の出番はなく、順調に回復しています。

・帰りだけ電車に乗ることから徐々に慣らしていった

僕は会社のストレスで電車に乗れなくなりました。そのため仕事帰りの電車ではそこまで体調が悪くなったことはなかったので、一時は完全に避けていた電車に帰りだけ乗るようにしました。

1駅、2駅…と徐々に距離を伸ばし、自宅までの6駅乗れるようになったらなんだか自信がついて、朝もスムーズに電車に乗れるようになり、会社のこともあまりくよくよ気にしなくなりました。

・パニック発作に対応できるようにしておく

電車に乗ってパニック発作が出ても慌てないように、対処法をしっかり身につけておくだけでも電車に乗れるようになりました。

私が身につけた対処法は「4秒間息を吸って、6秒間息を吐く」という呼吸法と「パニック発作は必ず終わる」という言い聞かせでした。

この対処法を身につけてから何か起きても大丈夫という安心感が芽生え、電車への苦手意識もかなり克服できた気がします。

・禁煙してカフェインも控えた

電車に乗れなくなる原因にタバコやカフェインが関係していると知ってから、禁煙しカフェインもできるだけ控えるようにした。

禁煙は自分ではうまくいかず、禁煙外来を使用してやっと成功。コーヒーが飲みたいときはデカフェを飲んでカフェインもカット。その結果、普通に電車に乗れるようになった。

パニック発作に慣れることもポイント

電車に乗れない・苦手

電車に乗ろうとすると吐き気やめまいが起きてしまうのは、パニック障害の代表的な症状の1つです。パニック障害は遺伝するとも言われており、電車を克服してもまた違うシーンでパニック発作が起きてしまうかもしれません。

そんな時に備えて1度でもパニック発作を起こしたことがある人は、パニック発作になったときの対処法を身につけておくといいですね。

パニック発作は本当につらいですが、死ぬことはありませんし、10分以上続くこともほとんどありません。

パニック発作に慣れておくだけでも心持ちが変わり、パニック障害の克服につながるのでぜひ自分に合う対処法を身につけてみてください。