親戚や友人の年賀状をやめたい!うまく伝える文例とやめるタイミング
- 2018.02.08
- 常識・マナー
近年、SNSなどで遠方の知人とも連絡が取りやすくなっていることから、年賀状をやめたいと考える人が増えています。
しかし、ずっと続けてきたことをやめるということは、なかなか難しいです。
そこで、年賀状をやめるおすすめのタイミングや、やめることをうまく伝える文例をまとめました。
年賀状をやめるタイミング
年賀状をやめたいけれど、年賀状をやめるタイミングが見いだせず、だらだらと年賀状のやり取りを続けている人って結構多いですよね。
そこで、年賀状をやめるのにぴったりなタイミングがいくつかあるのでご紹介します。
- 仕事を辞めたとき
- 引越しをしたとき
- 結婚や離婚をしたとき
このような環境の変化があった際は、相手も年賀状を送ってよいものか悩むことも多いので、年賀状をやめても、違和感なく受け止められることが多いです。
環境が変わるタイミングは、頻繁にあるものではないので、年賀状をやめたいと考えている人は、逃さないようにしましょう。
- 喪中はがきを出した翌年
- 相手から年賀状が届かなかった翌年
上記のどちらかのタイミングで年賀状を送らなかった年があると、そのまま年賀状が届かなくても気にならない人が多いようです。
- けがや病気で入院した時
- 高齢になった時
体調不良や高齢になったときは、年賀状を用意するのも大変だろうな・・・と相手が想像できるため、年賀状が届かなくなっても、嫌な気持ちになる人は少ないです。
ただ、心配になる人はいると思うので、できれば、事前に年賀状をやめようと思うということを伝えるようにしましょう。
年賀状をやめるときの注意事項
年賀状を突然やめても、何も感じない人もいる一方で、何かあったのかと心配する人もいます。
そこで、年賀状をやめるときに、相手を不安にさせないために気をつけたい点をまとめました。
年賀状を出さないことを事前に伝えておく
日常会話の中やSNSで「今年から年賀状を用意しない」ということを伝えておきましょう。
その場合は、相手が年賀状を準備する前、だいたい11月初旬ごろまでに伝えるようにしましょう。
また、普段、あまり関わりのない人や目上の人へは、年賀状で、来年から年賀状をやめることを伝えるのもおすすめです。
年賀状に否定的なことを書くのは気が引けるという人は、寒中見舞いを利用するのもおすすめです。寒中見舞いの場合は、年賀状が届いた人全員に出せるよう、準備をしておきましょう。
SNSやメールアドレスを知らせる
年賀状をやり取りしている人の中には、毎年の年賀状で、相手の近況を知ることを楽しみにしている人もいます。
そういった人たちのために、最後の年賀状や寒中見舞いに、メールアドレスや電話番号、SNSのIDなどを記入し、いつでも気軽に連絡が取れるようにしておくのもおすすめです。
連絡先を交換したら、新年の挨拶はメールやSNSを利用して、きちんとするようにしましょう。
年賀状をやめることを伝える際の文例
年賀状をやめることを、失礼の無い様に伝える文例を、送る相手別にご紹介します。
ここでは、年賀状向けの文例をご紹介しますが、寒中見舞いで伝える際は、冒頭を
- 「寒中お見舞い申し上げます」
- 「新年のご挨拶をいただきながらもご挨拶が遅れてしまい誠に申し訳ございません」
などに変更して使用してくださいね。
ポイントは「どなた様にも」「皆様への」という表現で、全ての人への年賀状をやめることを伝えることです。
この表現がないと、相手が自分宛ての年賀状だけやめると勘違いして、気分を害してしまうこともあるので注意しましょう。
一般的な文例
親戚や同僚、友人など、誰にでも使える文例です。シンプルな文例なので、文中に、年賀状をやめる理由などを加えたい人にもおすすめです。
昨年は大変お世話になりました
誠に勝手ながら本年をもちまして
どなた様にも新年のご挨拶状を失礼させていただきたいと考えております
勝手ではございますが 今後も変わらぬおつきあいのほどお願い申し上げます
本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます
今後も付き合っていきたい人への文例
年賀状はやめるけれど、今後も近況を知りたい人や、付き合いを続けたい人向けの文例です。
文の最後や差出人の欄にメールアドレスや電話番号、SNSのIDなどを忘れずに記入しておきましょう。
昨年はお世話になりありがとうございました
誠に勝手ながら本年をもちまして
どなた様にも新年のご挨拶状を失礼させていただきたいと考えております
今後は電話やメール等で連絡を取り合わせてもらえるととてもありがたいです
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
目上の方への文例
目上の人への文例では、今までのお付き合いへのお礼もしっかりと書くようにしましょう。
本年をもちまして皆様への年頭のご挨拶状を失礼させて頂くことに致しました
永きに渡りましてあたたかい賀状を賜りありがとうございました
皆様のご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます
年賀状を出す枚数を減らすのもおすすめ
年賀状をいきなりやめる勇気がない場合は、年賀状のやり取りをしている人を、関係ごとに分類してみるのもおすすめです。
SNSで新年の挨拶ができる親しい間柄の人だけ年賀状をやめるなど、年賀状を出す枚数を減らすだけでも、負担はかなり減ります。
年賀状を出さないこと自体はマナー違反ではないので、無理のない範囲で年賀状のやり取りができるよう、少しずつ調整していきましょう。
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