【隣人トラブル】近所の人から嫌がらせを受けた時の正しい対処方法
- 2018.02.21
- 人間関係

近所の人から突然の嫌がらせを受けた場合、対応一つで更なるトラブルにも発展しそうで、どう対応すればいいのか分からないですよね…。
そこで、近所の人から嫌がらせを受けた時の「やってはいけない対処法」と「正しい対処法」をまとめました。落ち着いて対処し、早期解決を目指しましょう。
些細なことがきっかけで嫌がらせが始まることもある
近所の人から嫌がらせを受けるきっかけは様々です。
騒音、路上駐車、屋外での喫煙、ごみ出しルールの間違いなど、こちらが近所の人に迷惑を掛けていて、嫌がらせが始まることもあります。
一方で、近所の人の迷惑行為や、近所の子供の危険な行為を注意したことがきっかけになって、理不尽に嫌がらせをされることもあります。
隣人から嫌がらせを受けた時の「やってはいけない対処法」
近所の人から嫌がらせを受けたら、どのような対処をすればよいのでしょうか。
まずは、やってしまいがちだけれど、逆効果になる恐れもある、やってはいけない対処法から見ていきましょう。
仕返し
近所の人の嫌がらせに気づいたら、仕返しをしたいと考えてしまう人は多いです。
しかし、仕返しをしたその後を考えてみてください。相手と同じ罪を犯したことになり、嫌がらせをしてくる相手と、同レベルの人間ということになってしまいます。
また、今以上の嫌がらせをされるかもしれません。仕返ししたい気持ちはわかりますが、そこはぐっと堪えて、仕返しはしない様にしましょう。
感情的になって抗議をする
嫌がらせに気づいて、誰がやったか分かっても、感情的になって抗議しに行かないようにしましょう。
最悪の場合、傷害事件などに発展することもあるかもしれませんし、逆に脅迫行為として訴えられてしまう恐れもあります。
相手が悪質な場合は、嫌がらせが更にエスカレートする恐れもあるので、直接抗議しに行くことは控えましょう。
相手の言うことを否定する
近所の人がもし、嫌がらせと同じタイミングで何か指摘してきた場合は、否定しないようにしましょう。
たとえ、心当りがないことを指摘されても、物事の感じ方は人それぞれです。その場はとりあえずでも良いので、きちんと謝っておきましょう。
上手に対応できれば、嫌がらせがなくなる可能性もあるので、反論したい気持ちを抑え、冷静に対応しましょう。
ひたすら我慢する
少しニュアンスが変わりますが、嫌がらせを受けても、ひたすら我慢することは、自分にとってあまり良くないので、やめておきましょう。
隣人トラブルを我慢する日々が続いて、精神的に参ってしまい、うつ病などの精神疾患にかかってしまう人も多いです。
「近所の人からの嫌がらせくらい・・・」と考えてしまうかもしれませんが、自分で考えている以上にストレスになっているかもしれません。嫌がらせが何度か続いたら、きちんと対処するようにしましょう。
隣人から嫌がらせを受けた時の「正しい対処法」
次に、嫌がらせを受けた際の、正しい対処法を見ていきましょう。
嫌がらせのレベルや回数で、相談する相手が変わってきます。状況に合わせて、適切な対処法を選んでくださいね。
気にしない
1度、2度程度の嫌がらせでしたら、気にしないのが一番です。
もしかしたら、嫌がらせではなく、偶然かもしれませんし、何もなかったかのように過ごしましょう。
相手も、特に気にされていないと気づいたら、自分の行為の幼稚さに気づいて、諦めてくれるかもしれません。
自治会に相談する
嫌がらせが何度か続いた場合は、自治会に相談してみましょう。自治会長や自治会の役員でも良いですし、民生委員でも良いです。
直接相手に指摘すると、後々面倒なことになりかねないので、回覧板や自治会の集まりなど、自治会の全体に向けて話してもらうのがおすすめです。
そうすると、周りの目も厳しくなるので、嫌がらせがしにくくなります。
役所や役場に相談する
自治会に相談しにくかったり、自治会で話してもらっても効果がない場合は、区役所や市役所、町役場などの生活課に相談してみましょう。
区や市や町のホームページに、匿名で相談できるフォームが設置されていることもあるので、そちらも利用してみてください。
役所は、相談を受けたら、実態を調査しに来てくれるので、それだけでも効果があるかもしれません。また、状況によっては、今後の対応を一緒に考えてくれるので、指示に従うようにしましょう。
警察に相談する
嫌がらせの内容によっては、警察に相談するのもおすすめです。
警察は、民事不介入ではありますが、一度相談をしておくと、何かあったときに警察を呼びやすいですし、的確なアドバイスもしてくれます。
電話で相談だけしたい場合は、110番ではなく相談ダイヤルの「#9110」に電話してみてくださいね。
ただ、身の危険を感じた際は、速やかに110番を利用するようにしましょう。
弁護士に相談する
嫌がらせのレベルが、手に負えないレベルに達したら、弁護士に相談するという対処法もあります。
弁護士に問題解決を依頼すると、内容証明郵便を使用して警告文を送ってくれます。
警告文には、調停や裁判を起こす可能性があるということも記されていますので、警告文が届いた時点で、嫌がらせをやめる人が多いです。
探偵や興信所を利用する
嫌がらせの証拠を集めるために、探偵や、興信所を利用するという方法があります。
嫌がらせの証拠があれば、警察も動いてくれるケースがありますし、調停や裁判になった際に役立ちます。
ただし、直接証拠を持って相手を責めても逆効果になることがあるので、抗議する際は、弁護士や自治会の人など、第三者と一緒に訪問するようにしましょう。
隣人トラブルは早期解決を!
長期にわたる隣人トラブルは、放置すればするほど、解決が難しくなります。
また、隣人トラブルによって、被害者の方がその町に暮らしにくくなってしまうこともあります。
近所の人から嫌がらせを受けたら、できるだけ早く問題を解決できるように、冷静に対処するようにしましょう。
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