反抗期の息子・娘がストレス…自分の子供が嫌い・好きになれない親は?

反抗期の息子・娘がストレス…自分の子供が嫌い・好きになれない親は?

反抗期を迎えると、自分の息子や娘のことが理解できなくなって、関わるたびにストレスを感じてしまいますよね。

中には、自分の子供だけど、嫌いだと思ってしまったり、どうしても好きになれないと思い悩んでしまう親もいます。そういった時、反抗期の息子・娘とどのように向き合い、付き合っていけばよいのでしょうか。

そんな反抗期の子供が嫌いになったり、好きになれない親の声を集めました。同じような育児の悩みがある方は参考にしてみてください。

反抗期の子供が嫌いになりそう…親のストレス


反抗期の子供は、言うことを聞かない上、思いもよらない行動に出ることもあって、家族なのに、まるで他人と暮らしているようなストレスを感じることもありますよね。

そこで、反抗期の子供にイライラしてしまうという、親の声をいくつかご紹介します。

謝ってくれない

高校生1年生の息子の反抗期がひどいです。手は出ないのですが、口や態度がひどく、物に八つ当たりすることもあります。

夫は我関せず状態で、私が1人で息子と真っ向勝負していますが、今回の勝負は終わりが見えません。今までは少ししたら謝ってきてくれていたのですが、今回はそんな気はさらさらないようで・・・。

怒っているのに悲しくて、悔しくて、ストレスが半端ないです。毎晩、小さいころのアルバムを見返しては泣いています。

育て方を間違えたのでしょうか

私には、高校2年生の娘がいますが、急に荒れ始めて困り果てています。

反抗期なのかもしれませんが、近所でも有名になって、ぐれていると言われても文句が言えないレベルです。あいさつしただけでも睨まれて、見て見ぬふりをするしかできず、辛いです。

育て方を間違えたのでしょうか。娘のことを、我が子とは思いたくない自分もいます。

旦那とやりあって空気が最悪

うちの息子は今中2だけど、機嫌が悪いと物に当たるし、手が出ることもある。

さすがに、旦那がしびれを切らして、大ゲンカ・・・。息子も、真正面からぶつかったら、すっきりして落ち着くかと思ったけど、未だに敵対しあってて、家の中の空気が最悪。

自分の子だけど、ちょっともう無理かも。旦那も機嫌悪くて、私は完全に孤立。いつか元通りになる日がくるのかな・・・。

私は存在していますか?

男の子は、中学生の間に反抗期があると聞いていたけれど、うちの子は、特に反抗期もなく、中学を卒業しました。

しかし、来ました・・・反抗期。高校1年の夏ごろから、態度が変わって、私の存在が見えていないような態度を取るようになりました。

私が声を掛けても無視、私とすれ違う時も、よけるのは私。ご飯も自室に持って行って食べる始末。初めて息子のことを嫌いだと思いました。みなさん、どのように乗り越えているのでしょうか。私は、もう自信がなくなりそうです。

反抗期の子供との付き合い方とその後

反抗期の子供の対処法
反抗期は、ほとんどの子供が迎えますが、世の中の親たちは、反抗期の子供とどういった付き合い方をしているのでしょうか。

そんな経験者の子供との付き合い方についての体験談と、その後の子供たちの変化についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。

人に迷惑をかけない限りは見逃す

ウチの息子は、けっこう激しい反抗期だったので、夫と話し合い、人に迷惑をかけるような行為をしない限りは、好きなようにさせようということにしました。

やはり、そばにいると、ヒヤヒヤイライラして、精神的に参ってしまったので、私もできるだけ外出するようにしたりして、あまり息子の行動を見ないようにしていました。

幸い、反抗期のピークは1ヶ月もなかったので、その後、びっくりするくらい落ち着き、息子の方から私たちに声を掛けてくるようになりました。後から聞いた話では、放っておいてもらってうれしかったけど、少し不安だったそうです。

ただ、反抗期を完全に抜けて、息子はすっかり大人になりました。反抗期のお子さんを見ていると辛いでしょうし、ストレスも溜まるでしょうが、必ず反抗期は抜けるので、焦らず落ち着いて対応した方がいいと思います。

お弁当だけは作り続けた

うちの娘は、中3のころから反抗期が始まって、高校1年の終わりごろまで続いた。話しかけても無視されるし、ほんとイライラしてたけど、高校に持っていくお弁当だけは毎日作り続けた。

もちろん持って行ってもらえないけど、まだ、反抗期になる前、ネットで話題になっているようなお弁当を作ってほしいと話してたから、もう私も意地だった。

そして、高校1年の終わりごろ、ふとテーブルを見たら、お弁当がなかった。そして、空になったお弁当箱を出しながら、「お弁当作ってもらえなくなったら、家出しようと思ってたんだよね」と、笑顔で言ってくれた。

今までは手伝いなんてしたことなかったのに、お弁当箱を洗ってくれて、夕飯づくりの手伝いまでしてくれた。あきらめずに続けてよかったと、心底思った。

いつでも冷静に

かわいくて仕方なかった息子が、思春期を迎え、反抗期に突入したときは、どうしていいのかわからず、毎日泣いていました。

ただ、私が感情的になればなるほど、息子が離れていくとなんとなく感じたので、息子の前だけは、いつでも冷静な自分を装っていました。

文句を言われても聞き入れ、無視されても気にしないようにしていると、だんだん慣れてきて、ストレスもあまり感じなくなりました。

中3になったくらいに、落ち着いてきて、急にたくましくなりましたね。反抗期は、大人になるために欠かせない時期なんだなと実感した瞬間でした。

反抗期の子供を見捨てないことが大切

反抗期の子供を見捨てない
反抗期の子供は、本当に手に負えなくなってしまいますよね。中には、親をやめたいと思ってしまう人もいるくらいです。

ただ、そこで本当に親をやめて、見捨ててしまうと、子供が反抗期を終えても、戻ってくる場所がなくなってしまいます。

嫌いだと思っても、それは「反抗期の子供が嫌い」なのであって、「子供が嫌い」なわけではありません。

たとえ子供に対するストレスが溜まって辛くても、親として見捨てずに少し離れた場所から、辛抱強く見守ってあげてくださいね。