子供が勉強したくない!中学生が勉強を嫌いな原因と克服法とは?

子供が勉強したくない!中学生が勉強を嫌いな原因と克服法とは?

中学生になると、勉強の難易度も上がり、勉強が嫌いという子供が一気に増えてきます。

しかし、放置していると、状況は深刻化する一方なので、早めに親が勉強嫌いを克服させることが大切です。

そこで、実際に効果があったという、親にもできる、中学生の子供の勉強嫌いを克服する方法をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

中学生が勉強を嫌いになる原因


中学生になると、小学生の頃よりいろいろな意味で賢くなり、「勉強が嫌い」だと言う理由も、多様化します。

勉強が嫌いな理由を、親が理解していないと、せっかくの克服法が逆効果になってしまうこともあります。

まずは、中学生たちがどうして勉強を嫌いになるのか、実際の声を集めたので、その理由に耳を傾けてみましょう。

・勉強する理由を考えてしまった

学校で勉強する理由をふと考えると、受験のためだけ?とか思ってきて、やる気がなくなってしまった。

小学校までの勉強は、たしかに日常で役立つこともあるだろうけど、中学校の勉強って役立つことあるのかな。

なんか、勉強する理由考えてたら、どんどん勉強が無駄に感じてくるようになった。

・勉強がわからない

正直言うと、中学に入ってから、勉強についていけていません。

親は、塾に行けって言うけど、わからないものはわからないと思うし、更に難しい問題を解くことになると思うと、頭が痛くなります。

授業ですら、わからないことだらけで、先生の声を聞くのも苦痛なのに、わかってくれない親にもがっかりです。

・親がうるさい

うちは、姉が頭がよくて、いつも比較されるから、勉強が嫌いになってきた。もともと、勉強は好きだったんだけどね。

テストで100点取っても、合計点で姉に負けてるせいで、褒められたことはないし、ちょっとテレビ見てたら、「勉強しろ」しか言われない。

好きなことも、ここまで強制されると、嫌いになるんだって実感したな。

・他のことがしたい

勉強より、サッカー、ゲーム、遊び・・・やりたいことがいっぱいあります。

学校で何時間も勉強してるから、家でまで勉強しなくていいと思うのですが、ダメな考え方でしょうか。

テスト前に、部活が休みになるのとか、意味不明です。勉強ってそこまで大事ですか?勉強好き!って言ってる人を見ると、心底尊敬しますが、理解はできません。

親だからできる勉強嫌いの克服法


中学生の子供たちの勉強嫌いを克服させるのは、なかなか難しいです。

ただ、克服法はいろいろあるので、子供の性格に合う克服法が見つかれば、効果が出やすいです。

となると、やはり子供の勉強嫌いを克服しやすいのは、子供のことをよく知っている親です。

ここでは、実際にやってみて効果があった勉強嫌いの克服法を紹介した声を集めています。

ぜひ、参考にして、あなたの子供にぴったりの克服法を実践してみてくださいね。

・興味がありそうな教材を選ばせた

うちの息子は、ゲームやパソコンが好きだったので、パソコンで学習できる通信教育の教材の資料を集めて、息子自身にやりたい教材を選ばせました。

すると、想像以上に飛びついて、最近は、こちらから声を掛けなくても、しっかり勉強してくれるようになりました。

・ご褒美を用意しました

恥ずかしながら、娘が全然勉強をしなくなった時、ちょうどほしい財布があると言っていたので、次のテストで上がった順位×1000円お小遣いをあげると言ってみました。

すると、驚いたことに毎晩遅くまで勉強するようになり、50番も順位を上げることができました。

想定外の出費にはなりましたが、勉強の習慣がついたようで、それ以後は、ご褒美がなくてもよく頑張っています。

・勉強の意味を見出した

うちの息子は妙に大人びていて、「勉強する意味ある?」とか、さらっと言ってきていました。

最初は返答に悩みましたが、「頭を使うことに意味があるのよ。いろいろ考えられたら、人生楽しいじゃない!」と言うと、納得したようで、真面目に勉強するようになりました。

・わからないところを一緒に勉強してる

息子が、中学に上がって早々勉強につまずいてしまって、かなり落ち込んでた。

どこがわからないか聞いたら、結構最初の段階だったから、私も頭悪いんだけど、ネットとかで調べながら一緒に勉強して、なんとか理解できた。

今じゃ、わからないことがあったら、一緒に勉強しようって言ってくるよ。子供だけ頑張らせるんじゃなくて、一緒に頑張るのっていいなって思った。

・毎日1時間だけ勉強させた

宿題も含めて、うちは毎日勉強は1時間だけでいいって言ってる。

その間は、私も資格試験の勉強とか読書の時間に当ててて。本当に集中してたら、1時間なんてあっという間だから、気づいたら2時間、3時間勉強していることもよくある。

最初に難題を押し付けるんじゃなくて、簡単に達成できる目標を決めれば、子供も負担に感じず、勉強に取り組めると思う。

・できない問題は無視、できることからやる

娘は、できない問題があると、じーっと悩んでイライラするタイプなので、できない問題は付箋を貼ってその場は無視し、できることからやるように言っています。

そのおかげか、勉強に対するストレスがなくなったようで、家庭学習の時間も伸びてきている気がします。

また、できない問題がわかっていれば、翌日友達や先生に聞いてすぐに解決できるので、勉強の効率も良くなった気がします。

勉強嫌いの克服は早めに取り組むのがポイント


勉強嫌いかどうかは、普段の生活を見ていると、声に出さなくてもわかりますよね。

中学生は、思春期でもあるし、あまりいろいろ言いたくないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、勉強嫌いを放置していると、克服にも時間がかかってしまいがちです。

勉強嫌いかも、と思ったら、きちんと目をかけてあげて、克服できるように応援してあげてくださいね。